平日で 登山者の少ない御浜。
景色を眺め・・・
同じくらいに登って来た方たちとおしゃべりしつつ・・・
しばし休憩。
けっこう ここまでもキツかったので、
「もう、ここまででも十分なんだけどな~ (;^ω^)」
と思ったけれど・・・
「頑張って登って、山頂で 日没や日の出の空を見なくちゃ!」
と 自分を鼓舞。
9:20 御浜を出発。
存在感のある大きな石。
いつも撮ってしまう。
御浜小屋が だんだん小さくなっていく。
鳥海湖…笙ヶ岳…鍋森…月山…庄内平野…青空に白い雲…
よくばって いっぱい詰め込んだ写真。
曲線いっぱいの景色。
私の 後から来た人は もう あんなところまで行ってしまった。
月山森の向こうに 月山。
ここを越えると・・・
迫力ある景色が 目の前に どど~んと。
前を行く人は、
御田ヶ原の分岐を過ぎ、これから登りに差し掛かろうというところ。
その姿が 小さく小さく見える。
手前から奥へと、少しずつ青みがかっていく。
一番奥の康新道を、また歩きたい。
私が のんびり歩いていると、トレラン装備の女性が向こうからやってきて・・・
あっという間に 登っていった。
再び 月山森の向こうに月山。
この道を進んで行くと、
鳥海湖と万助道方面への分岐に着く。
もう雪渓は すっかり無くなってるな。
今は 山頂の方へ。
北側を見ると、
向こうに ニッコウキスゲの群落あり。
視線を感じて足元を見ると、
微笑んでる人の顔のような石が。
風が 草の上を渡ってくる。
青空に向かう道を登る時、
いつもワクワクする。
庄内平野を見下ろす斜面には、
アザミやトウゲブキが たくさん。
反対側の 見上げた斜面にも。
八丁坂。
あっちも こっちも
白・黄・紫の花畑。
笙ヶ岳とは
しばらく お別れ。
!!!
突然 登山者の姿がいっぱい見えて びっくり。
団体の方たちが下ってきたところだった。
小屋泊した方たちが これから次々に下ってくるんだな。
七五三掛のあたりで ちょっと休憩。
カメラを準備している間に形が崩れてしまったけど、
青空に💙が見えた。
鳥海山が火山であることを感じながらの山歩き。
どのくらいの時間をかけて
こんなに緑いっぱいになったのか。
10:30過ぎ
Mさんのブログを拝見して なるほど!と思ったんだけど、
こんなコバイケイソウを見ると
確かに ムーミンに出てくる『ニョロニョロ』みたい。 ( ´艸`)
団体の方たちが通り過ぎるのを待つ間、
遠くの景色をゆっくり眺めて。
外輪山と千蛇谷の分岐標示が見えてきた。
外輪山の方から下ってくる人の姿が 小さく見える。
何度も眺めたくなる景色。
長い長い時間の経過を思いながら。
あそこに見える道を下ってから 千蛇谷を登っていく。
10:40過ぎ
外輪山と千蛇谷の分岐。
私は ここから左へ。
分岐から入ってすぐのところに ダイモンジソウ。
1枚(2枚の時のある?)だけ花びらが大きいのがオモシロイ。
千蛇谷への下りは、ザラザラして滑りやすい坂道。
足元に気を付けて下る。
昨年 ぐるっと周回した時は、
山頂から千蛇谷を下ってきて 梯子のあるあっちの旧道の方へ行ってしまった。(;^ω^)
下から登ってくる人たちの姿が見えた。
道が狭いので、ベンチのある展望台のようなところで待機。
千蛇谷の雪渓は もうあんなに小さくなってる。
向こうの獅子ヶ鼻湿原や元滝の方では、
今この瞬間も 湧水がスゴイ勢いで流れているんだなぁ。
外輪側の斜面を見上げると、
岩に草が生えて ボコボコな緑色。
まだ 下る。
左が、今下って来た道。右が以前の道、
昨年は、ここから左へ上がっていくところを見逃してしまったんだな。(;^ω^)
雪渓には、目印のロープあり。
だいぶ落石があったみたい。
ふり返って見る。
左上の新しい道と 右下の旧道と。
雪渓を渡り、
ここからは また石の道。
谷になっているので ほぼ無風。
陽ざしは強烈。( ノД`)
おまけに いつもより重いザック。( ノД`)
「自分の体力は ここまで落ちたのか?!」
と思うほど、この日の自分にとってはキツイ登りだった。
「こんなことで、朝日連峰縦走は どうするんだ?!」
と不安になる。
ポツポツ 下ってくる人がいて すれ違ったり・・・
後から来た人が 追い越して行ったり。
外輪山の斜面に残る雪渓に ガスがかかる。
千蛇谷の下の方からも ガスが。
どんどん変化していく。
青紫色のイワギキョウが 増えてきた。
元気をくれて ありがとう。
ようやく見えた御室。
人の姿が見える。
あともう少し。
ゴツゴツした石・岩の中の
ゴツゴツした石の階段を 一歩一歩登っていく。
チョウカイフスマが お出迎え! \(^o^)/
12:20頃
やっと御室に到着。\(^o^)/
天気。
自分の体調。
装備。
この日のような状況での登りは、今の自分には かなりキツかった。(;^ω^)
まずは 今夜の小屋泊の受付をしよう。
初めての鳥海山山頂小屋宿泊。
ドキドキするなぁ。
・・・③へ続く・・・