「今年も 7月上旬~中旬に月山に行こう!」
と ずっと前から母と話していた。
「山頂小屋に泊まって、日没・日の出の空や 星空を眺めるのもいいかもね」
と 楽しみにしていたのだけど、
やはり一泊はキビシイらしいので、今年も日帰りで。
いつがいいかなぁ・・・と思っていたところ、
9(月)に私の仕事が休みなことと、天気が良さそうなことから、その日に。
( 急だったけど 8日の夕方に母に電話したら、
「行けない理由もないし、体調もまずまずだから、行く。」
とのこと。)
9日。
母の準備に時間がかかり、出発が少々遅れたため、
羽黒口の8合目駐車場に着いたのは すでに9時半過ぎ。
駐車場からは、遠くの山まで 見渡すことができた。
おなじみ 母狩山~鎧ヶ峰~金峯山の右奥には、高館山も。
白っぽく広がってるのが鶴岡の市街地で・・・
我が家は、あの辺かな?
・・・と眺めて見る。
( 我が家から月山が見えるから、ここから我が家が見えてるはず・・・)
山の連なりを辿って 南側に目を移していくと・・・
あ、あれ、摩耶山じゃないか?
(先輩Sさんが、8合目駐車場から摩耶山が見えるって言ってたのを思い出した。)
左側にぴょこぴょこ見えるのが 鑓ヶ峰と鉾ヶ峰。
私、あの小さな「ぴょこ」の鑓ヶ峰にも登ったんだ・・・。( ´艸`)
昼頃から☁の予報になっていたけど、どうかなぁ・・・。
10時過ぎ、登山口をスタート。
さっそく たくさんのニッコウキスゲが出迎えてくれた。
ニッコウキスゲ、
もしかして 昨年より 多いんじゃないの?
遠く摩耶山を眺めるニッコウキスゲたち。
池塘にいたのは・・・クロサンショウウオかな?
今年は コバイケイソウの当たり年だと聞いたけど、
今日の月山には どのくらい咲いているんだろうか?
これは・・・モウセンゴケでしょうか?
トキソウも咲いていた。
やさしい色。やさしい形。
母、スタスタと歩いて行く。
シャクナゲの花も 昨年より多いみたい。
ウラジロヨウラクさんたち。
花びら7枚、雄しべ7本のツマトリソウ。
『7』っていうのが、オモシロイ。
チングルマの花穂たちは、ただいま準備中。
雪解け間もないところに チングルマの花。
ミツバオオレンも咲いてる。
マイヅルソウの花の近くに、
ミツバオウレンの種たち。
弥陀ヶ原の方をふり返って見る。
散策してる人たちの姿が見えますな。
ゴゼンタチバナたちも 元気。
仲良く お話中。
「コバイケイソウが こんなに可愛い花だったとは!」
と母。
「グロテスクなイメージがあったからねぇ・・・。」
ウズラバハクサンチドリだぁ。
山頂の方は ガスがかかってるけど、
ニッコウキスゲのオレンジ色に励まされながら 進む。
目立たないけど可愛い、黄緑色の花。
エンレイソウの実、できかけ。
太陽のような ウサギギク。
山頂の方は ガスがかかってしまっている。
・・・と、
池塘を眺めている時 後ろから来た方が。
あれっ?
『登山好きのインドア派日記』の写真に写ってた方に似てる!
もしや・・・ご本人なのでは?
「あの~もしかして・・・あの・・・ん~と・・・
(名前が出てこなくて うめく私。)」
すると その方が
「あ!」
と 気づいて下さった様子。
「初めまして~!」
・・・なんということ。
近くに住んでるらしいので、いつか 山でお会いするかもしれないなぁ・・・
とは思っていたけれど、
まさか、今ここで お会いするとは!
ちょっと立ち話をした後、akatsukayamaさんは さくさく登っていった。
コバイケイソウに接近!
う~む。ガスが・・・。
昨年も 一昨年も この時期に会った、
おなじみの花たち。
シロニガナのつぼみがピンクなのが 可愛い。
ガスが 目の前を白く覆ったかと思うと
サッとはれて 遠くまで景色が見えたり・・・
を繰り返している今日の月山。
「このまま山頂にいって下山するまで
この天気で もってくれればいいなぁ・・・と思いながら 進む。
・・・②へ続く・・・