『あがりこ大王』の方から戻り、また木道を少し歩いていくと・・・
ここから
『出つぼ』~『溶岩流末端崖』~『鳥海マリモ』・・・と
ぐるっと周回できるようになっている。
左へ進んで 『出つぼ』の方へ。
ザーザーと聞こえる水音。
水音を聞きながら歩くの、やっぱり好きだなぁ。
足元に流れる小沢をいくつも渡りながら行く。
鮮やかな緑色は、コケかな。
朝方まで降っていた雨で 水量は多め?
・・・と、
ここで雨が降り出したので 雨具を着用。
暑いけど しかたない。(;´Д`)
湧水の『出つぼ』に来た!
以前来た時は すぐ近くまで行ってみることができたけど・・・
『出つぼ』の周りがいたんできているということで、
今は木道に沿ってロープが張られ
近づいて観ることはできなくなっている。
残念だけど 仕方ない・・・。
『出つぼ』の方を眺めるM子さん、Yさん、Tくん。
枝の間から見てみる。
水面が モコモコしてる所は
湧水ポイントの一つだろうか?
写真左奥へと流れた水は、
右へ大きく曲がって流れていく。
見上げたシダの葉の裏に、
たくさんの胞子のツブツブ。
『溶岩流末端崖』の方へ。
溶岩と木が一体化?したものが あちらこちらに。
鳥海山からの溶岩がここに流れてきてから
こんなふうになるまでの様子を
早送りで見てみたいなぁ。
「熊の横顔みたいだよ」
と教えてもらって撮ったけど、ブレブレ。(;^ω^)
熊の横顔に見えるかな?
ふり返って見た景色は
まるで 日本庭園。
樹木や葉について
Tくんの解説を聞きながら進む。
私も 樹木について もっともっと知りたいなぁ。
なかなか覚えられなくて。(;^ω^)
こんなふうに傾きながら 石の上に立っている木も。
何だか とっても雰囲気のある場所だった。
この辺りにも
いくつもの流れがあって・・・
流れの中には 緑のコケが見えた。
ふと視線を上げると・・・
緑の中に赤!
この花が咲いたところを見たい。
この木の下をくぐるようにして
歩いてきた。
実は コケも大好きなので、
コケのことも もっと知りたい。
すっかりコケにおおわれた木の根。
再び木道に出た。
古くなった木が倒れたあと、ぽかっとできる空間。
何ていうんだっけな。(;^ω^)
ここから陽が差し込んで、
また次の草木が育ち始める・・・。
私たちの日常生活の時間とは違う時間が
森や林には流れている。
私たちは
大きな大きな自然の一部であること。
他の生き物たちと
みんなつながっていること。
そんなことを感じることができるのも
山歩きで好きなことの一つ。
そして・・・
木や石たちにも意識があって、みんなが私を見ている・・・
と、感じながら歩くことも。
雨上がりのしっとりとした湿原を歩くことができて良かったなぁ。
さあ、
もうすぐ 湧水の勢いを感じることのできる道に出るよ!
・・・④へつづく・・・