THANKS TO YOU ! !

ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'18/06/23~24 竜門小屋泊②

 

「ついてっても いいですか?」
「いいよ~」


Iさんを先頭に 西川山岳会の何人かが歩き出すようだったので
私も付いていくことにした。( ´艸`) 

よろしくお願いしま~す! \(^o^)/

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( 時々立ち止まるから、遅れちゃうだろうだけど・・・。(;^ω^) )

 

 

 

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 !!!!!

 


朝日連峰の主稜線が見えてきた!

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 曇り空だけど、
穏やかで 遠くの山々まで見える。

1週間前の障子ヶ岳では ガスで景色が見えなかったので、
その分の期待も高まる。

 

   
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 Iさんの口から次々に(絶え間なく?)繰り出すダジャレとギャグに笑いながら
賑やかに登っていく。

時々 Iさんならではの 山についてのお話を
「へえ~! ( ゚Д゚) 」なんて聞きながら。

 

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 カタクリの花は もう終わり。
ポツンと残っていた花も こんな感じ。(;^ω^)

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それでも、会えると嬉しいな。
咲いててくれて ありがとう! 

 

 

 サラサドウダンは 真っ盛り!
いろんな色・濃さの花が ザランザランと咲いていて
音が鳴りそうだった。

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 !!!!!

奥に見えるのは・・・竜門山!
その稜線を右にたどると・・・竜門小屋が小さく見えるではないか! \(^o^)/

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!!!!!

 

 左前方を見れば・・・
左から 小朝日岳~大朝日岳~中岳~西朝日岳!
うわ~い! \(^o^)/

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「今日は (朝日主稜線)全山 見えるぞ~」
とIさん。


「やった~! 今日来てよかった~! \(^o^)/」

高揚した気分で 登っていく。

 

向こうのピークに 人の姿が。 

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 (竜門小屋も 見えてるよ~)

 

 

 !!!!!


右前方に 寒江三山~以東岳! \(^o^)/

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竜門小屋に荷物を置いたら 寒江山まで花を観に行きたいんだけど・・・
どうだろうか?

 

それにしても、
朝日連峰の山々が こんなにハッキリ見えるなんて!

「先日 障子ヶ岳に同行させてくださったKさん・Mさん・Tさんにも
 見せてあげたいなぁ・・・。」
と思った。

 

 

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 尾根・谷・尾根・谷・尾根・・・
そのヒダヒダが美しい・・・。

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 しばし立ち止まって見とれる。

 

 

 つい 遠くの山々のすばらしさに見とれてしまうけど、
足元の花たちも 素敵。

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 じゃ・じゃ~ん!
ヒメサユリ登場! \(^o^)/

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 まだ蕾のものが ほとんどだったので、見頃はこれから。

 

 

 前を行くIさんたち。

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こんなふうに以東岳を眺めながら 登ることができるなんて!

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 幸せだぁ~! \(^o^)/

 

 

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 11:00頃   清太岩山に到着。

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 山頂付近の斜面には 真っ赤に実ったイチゴが たくさん!

 

 

 

登ってきた方をふり返ると、
さっきすれ違った人の姿も 向こうから歩いてくる人の姿も
小さく見えた。

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清太岩山の山頂からは 朝日連峰主稜線の眺めが とっても良い。

素晴らしい景色を眺めつつ、
自分が今ここにいることが信じられないような気持ち。

 

 

三等三角点あり。 

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向こうにユーフン山。 
その向こうに 雪渓があちらこちらに残る竜門山。
竜門小屋も 小さく見える。

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目指す所が  少しずつ少しずつ 近づいてくる。

 

 

 こちらは大朝日岳側。

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 昨年・一昨年歩いた稜線と今年歩きたい稜線を眺めつつ歩く。

 

清太岩山からユーフン山へは、
一度 グッと下る。
ゴロゴロした石がたくさんあって、気を付けながら下った。


急坂の下りに入る手前で
実がいっぱい付いたブナが目に入った。

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え~ こんな下りがあるの?!

「今日は まだいいけど、
 明日 下山の時に 疲れた体で ここを登るのは キツそうだなぁ…(;^ω^)」
などと考えてしまった。

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登山道の少し下に 掘れている場所アリ。
ここで立ち止まって Iさんが手を叩いた。
「ここ、音が反響するんだよ」

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 確かに!
音が反響して あちらこちらから聞こえた。
今下って来た斜面の方からも。

 

 

 

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 登り返しま~す。(;^ω^)

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清太岩山をふり返って ズーム。
こっちを見てる人たちもいるぞ。( ´艸`)

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( これと似た光景があったなぁ・・・と思ったら、
 摩耶山に行った日だな。
 山頂から倉沢コースの方へ少し下った所から、鑓ヶ峰に登った時だ。( ´艸`))

 

 

 

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 背高の尾っぽのスミレ。

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少し登って またふり返ってズーム。
清太岩山の向こうに 月山! \(^o^)/

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実際には こんな感じ。( ´艸`)

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 「この松の実を 熊も食べるんだよ」
と、前を歩く方(青森から 月に一度はいらっしゃるという方!)が教えて下さった。

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この虫、あちらこちらで見かけたけど、何ていう虫だろう?

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左前方には 大朝日岳~中岳~西朝日岳。
こんな景色を眺めながら登れるなんて、うれしすぎる!

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 11:45頃  ユーフン山に到着。

ここからの景色も素晴らしい! \(^o^)/

ふり返って見ると、
さっきまでいた清太岩山が 小さく見える。
遠くで 月山が ずっと見守ってくれてる。

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主稜線を眺めるIさん。
黄緑のTシャツは『ひがしね さくらんぼマラソン 2017』。( ´艸`)

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 昨年、参加されたんですね!
私も 数回参加しましたよ。( ´艸`)
(メイン会場の自衛隊駐屯地、広くて 木々がたくさんあって いいんですよね。
 ゲストの高橋尚子さんとハイタッチしたこともありました。)

 

 

「雪渓を登ってる人がいるなぁ」
とIさんが言うので 見てみると・・・

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 いるいる!
これから私も あの雪渓を登るのかぁ。

 

 

 竜門小屋との間に見えるピークを『ワシの餌場』と呼ぶそう。
イヌワシたちは、付近でとってきた餌を あのピークで食べるのだとか。

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 「竜門小屋からも その様子が見えてねぇ、
 『人がいるかと思うと ワシだった』なんてこともあるよ」

 ・・・イヌワシ、翼を広げると すごく大きいんだろうな・・・。

 
イヌワシを見ることができるポイントが この周辺山域にいくつかある、
と教えてくださった。

・・・観てみたい!

 

 

 

休憩している辺りに、
いろんなチョウが飛んできては ヒラヒラと飛びさっていく。

たまたま 近くに止まったのを撮ってみたら・・・ギフチョウみたいな色・模様。
何のチョウかな。

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よく見ると 虫たちも たくさん。

「私が この2日間で 見たり感じたりするものが いっぱいあったとしても、
 それは この山の ほ~んの一部なんだなぁ・・・。」
と思う。

 

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 10分ちょっと休憩し、いよいよ竜門山へ。

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 ここで立ち止ったIさん。
この辺りに 熊の通り道があるのだと教えて下さった。

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 尾根の北側の右下にある 雪渓のそばの水場に水を飲みに行き、
尾根を越えて 反対側にある住処に戻るのだそう。

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動物たちが暮らす場所を歩かせてもらってるんだなぁ。 

 

 

 

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 小さなアップダウンを繰り返しながら
ワクワクした気持ちで登っていく。

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 「思い切って 来て良かった~!」
と、何度も言いながら。

 

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ふり返って見る。 
歩いてきた道が こんなふうに見えるの、いいな。

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歩いていく方を見たり・・・

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 ふり返って見たり・・・

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 足元を見たり。

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 寒江三山が 大きく見えてきた。
その奥の以東岳も。

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 あの稜線を歩く日は ホントに来るだろうか?

 

 

 

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 アザミも もうすぐ咲きそう。

 

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 コバイケイソウ。
昨年は あまり咲かない年だったと聞いたけど、
今年はどうなんだろう。

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 細い枝のトンネルあり。

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 竜門山の山頂直下の雪渓が 近づいてきた。

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 けっこう急に見えるけど、どんな状況なのかなぁ。

 

 

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前に歩いた人たちのステップがあり、
ありがたく利用させてもらった。 

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いったん夏道になり・・・ 

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 また雪渓。

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滑らないように 足元に気を付けながら登った。 

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 ちょこちょこ景色を眺めながら。( ´艸`)

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 ふりかえって見る。

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夏道に上がって 少し登ると・・・

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 12:50   竜門山に到着。
        標示には『竜門山』という文字はなく、
        どれぞれの向かう先を示している。

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 この奥へと進めば 西朝日岳~中岳~大朝日岳へと続く。

 

私が 進むのは、
ここから右に下る道。
10分ほど下ると、いよいよ竜門小屋だよ!

「うわ~。ホントに来ちゃったなぁ! \(^o^)/」

 

             ・・・③へ続く・・・