ガスで眺望のきかない障子ヶ岳山頂で30分待っててくださった3人は、
私が到着してから更に20分ほど 一緒に過ごしてくださった。
申し訳ない気持ちと 感謝の気持ちと 安堵感が入り混じった
何とも言えない気持ちで過ごした障子ヶ岳山頂での時間。
忘れられない時間の一つになるだろうな。(;^ω^)
( 山頂で 3人に合流したことが分かるような写真を、
撮らせてもらえばよかったな・・・と後悔。)
「ガスで眺望はないし、今日は天狗には行かないことにしよう。」
とKさん。
12:05 障子ヶ岳から 周回で下山開始。
下りも 真っ白なガスの中へ。
下山開始直後、
雲が 少し晴れそうな感じになった。
向こうの景色が少しだけ見えて 感激!
「うお~っ! テンション上がる~!」
と思わず叫ぶ私。
ガスの中の急坂を下っていくKさんの後ろ姿に、
Tさんと二人で 思わず
「カッコイイ!」
と声をあげ、カメラを向けたけれど・・・
ガスは ものすごい速さで流れていくし、
Kさんも どんどん下っていくので、
思うように撮れず、残念。
( Tさんは、撮れたかなぁ・・・。)
ガスの中に 小さくKさんの姿が。
ガスガスだけれど、私の好きな道なので、
更に テンションが上がる。( ´艸`)
「ひゃっほ~! \(^o^)/ 」
・・・と、
一瞬 ガスが晴れたところに 向こうの景色が見えた!
「やっほ~! バンザ~イ!!」
また叫んでしまった私。( ´艸`)
「もっともっと 晴れてくれ~!」
と言いながら下る。
でも・・・
残念ながら 晴れる気配は無し。
ガスが晴れれば 朝日連峰の山並みが見えるはず。
・・・残念。
ニッコウキスゲ?
!!!!!
ガスの向こうにあるはずの朝日連峰の山並みを想像してみる。
障子ヶ岳の方を ふり返って見る。
でも、どこが山頂なのか わからない。(;^ω^)
もっと晴れてくれ~!
少しの間でいいから 晴れてくれ~!
今日 なかなか晴れないということは、
「晴れた時に また おいで!」ということだな。( ´艸`)
紅葉の時期にでも、ぜひ!
左側、かなり切れ落ちてます。(;^ω^)
ちょっとドキドキするところもあるけど・・・
こういう道、好きなんだな~。
けっこう大きな雪渓。
遠くを見る Kさん の目に映っているのは 何だろう?
遠くに山肌が少しでも見えると
立ち止まって眺めてしまう。
\(^o^)/
ガスの山でのこんな景色も好き。
ロープのある場所に来た。
Mさん「これが 下りだったら どうやって下るんだ?」
Tさん「気を付けて下るんです」
何とも言えない二人の会話。( ´艸`)
ガスの中、ハクサンチドリの色が鮮やかだった。
13:05 粟畑に到着。
ここは、天狗角力取山への分岐にもなっている。
天狗は 次回ですね。
地図を見ながら
「『障子池』に気づかなかったなぁ。」
とKさん。
・・・このガスの中じゃ、仕方ないですな。
障子池も 次の機会に。
チングルマのつぼみかな?
クモの巣に付いた水滴がキレイ。
石畳の道、登場。
この石畳、濡れていると とても滑りやすい ようだけど、
この日は大丈夫だった。
石畳をしばらく下っていくと・・・
雪渓にて、下から登って来た方に会う。
自然写真家の斎藤政広さんのご友人だというその方、
天狗小屋で2泊の予定だそう。
このガス中をお一人で登って来たなんて スゴイなぁ。
しばし その方とお話。
13:17
雪渓の滑る雪の上を 一歩一歩慎重に下る。
ピンぼけなツバメオモト。
下りは、快適なペース。
先頭のKさんが、時々立ち止まって 合わせて下さっていた。
すみません。ありがとうございます。
・・・といっても、
写真を撮るたびに 遅れてるけど。(;^ω^)
「立ち止まって写真を撮っては 急ぎ足や小走りで追いつく」
の 繰り返し。
こんな所では、前を行くTさんの後ろまで走っていく。
Mさん「下りなのに 登ってるぞ~」
Tさん「全体的には 下ってるから・・・」
・・・( ´艸`)・・・
やっぱりオモシロイ 二人の会話。
幻想的な景色に見とれながら下る。
しずくをまとった海藻のような・・・。
これ、地衣類だろうか?
踊っているように見える木々。
何度も 雪渓が現れる下山のコース。
全くの単独だったら、
登りの急登より こっちの雪渓の方が心配だったな。 (;^ω^)
あらためて
3人の方たちに同行させていただいて ありがたかったなぁと思う。
この先も 3人についていけたらいいのだけど。
・・・④に続く・・・