摩耶姫たちの姿が見えなくなり 声も聞こえなくなったので、
独りで登る。
視界が開けた。
ずいぶん山頂に近づいてきたみたい。
だいぶ上の方まで登って来たなあ。
これも 花?
柿の花みたいに 4枚の花弁の?
ナナカマド。
秋に 真っ赤な実をつけた頃にも 来てみたいな。
今まで摩耶山に来たのは 春ばかりだもの。
松の木の間から粟島が見えた。
あの雲、島に湿った空気がぶつかって出来たってことかな?
・・・ん?
前方から人の声がするぞ・・・?
・・・と思いながら進んでいくと・・・
『庄内ゆるRUN』のみなさんじゃん! ( ´艸`)
花を撮るのが好きだというMさんは、
立ち止って タムシバを撮影。
リョウブ?
イワウチワは花の時期を終えたよう。
ここに花がいっぱい咲いてるところを見たいなぁ。
夏の縦走に向けてのトレーニングとして
今日は10kgの負荷をかけて登っているというSくん。
どうりで ものすごい汗!
そっか。
縦走するということは、重い荷物を背負って歩くってことだもんね。
私、まだ全然トレーニングしてないなぁ。
何か行動しなければ!
根こそぎ倒れてる木あり。
上に来るにしたがい、虫が増えてきた。
山頂の方は どうだろう?
どこを登ろうか迷うような所も。
控えめな色のカエデの花。
山頂の方にいる人たちの話し声が 聞こえてきた。
ここを登りきると・・・
やった~! \(^o^)/
一気に 視界が開けた~!
右側を見ると・・・山頂には人の姿が。
その向こうに 鑓ヶ峰・鉾ヶ峰も見える。
上の方が雲に隠れてるけど、以東岳だぁ。\(^o^)/
今日も あの鑓ヶ峰に登るつもり。( ´艸`)
独りだったら登らなかっただろうけど、
Sくんたちがいるので、登ることに。
一休みしてから、 荷物を山頂に置いて
鑓ヶ峰へ レッツ・ゴー !
向こう側へ ちょっと下り・・・
倉沢コースの方へ下って・・・
鞍部から正面の鑓ヶ峰へ。
(とんがってるなぁ。)
昨年登った時のことを思い出して、
数m登って・・・進めなくなったところで左に回り込む。
目の高さには 枝がいっぱいなので
目線を低くして 踏み跡を拾いながら
夢中になって 薮こぎ状態で登り・・・
摩耶山 山頂から数分で 鑓ヶ峰山頂?に到着! \(^o^)/
山頂にいる人たちの姿が 小さく小さく見えた。
お~い! \(^o^)/
360度 さえぎるものの無い絶景。
ぐるぐる、あっちを見たり こっちを見たり・・・
摩耶山山頂にいる人たちに手を振ったり。
粟島や佐渡。
達成感でいっぱい!
わかりづらいけど、
写真真ん中辺りを向こう側から 急坂を下ってきて
鞍部から さらに急な坂斜面を登って来た。
独りだったら登らなかった鑓ヶ峰。
登ることができて良かった。
ゆるRUNの方々に感謝!<(_ _)>
そろそろ戻ろう。
鑓ヶ峰からの下りも 藪こぎ状態?だったな。(;^ω^)
摩耶山山頂に戻ると
『庄内ゆるRUN』の4人は ノンアルビールで乾杯。🍻
私も そのうちやろうかな。 ( ´艸`)
鑓ヶ峰をふり返ると、
私たちの踏み跡が 急斜面に細いすじになって見えた。
自分が あそこを登っていく様子や あの山頂に立っている様子を
見てみたかったな(笑)。
カッコイイ形のあの山は 障子ヶ岳?
障子ヶ岳も、そのうち登りたい山の一つ。
日本海側に目をやると・・・
先日登った温海嶽が。
手前に粟島。左奥の方に佐渡。
あ、高館山も見えるじゃないか!
・・・ってことは、
向こうから こっちも見えてるってこと?
( 見る角度が変わると、どれが何の山かわからなくなる私。
高館山のほうから摩耶山がどれかは 分からない。(;^ω^) )
鳥海山の雲が晴れてきた。
ソリクラコースの方。
あんな急な崖の斜面に道があることが信じがたい。
あらためて見たら、
摩耶山って 一等三角点があるんだった。
遠くまでハッキリ見える日には
ホントに360度 ぐるっと山が見えるんだなぁ。
( この図、山じゃなくて 花の絵みたい。( ´艸`) )
「おっ、めずらしい~!」
と、Tさんが声を上げた。
Tさんの時計が示す標高、
「ズレることが多いのに 今日は山頂の標高と一致した」のだそう。
( 残念ながらボヤけて見えない。ごめん、Tさん。(;^ω^) )
関川コースから登っていらしたǸさんの声かけで
その時山頂にいた方たちで記念撮影。
(・・・これも、独りだったら なかったことだな。)
13:35頃 下山開始。
下山は、初心者コースを下って 分岐から右へ入り
越沢口へ戻る予定。
こんな名前の坂を下ってきた。
下りは はやい。
山頂が もうあんなに遠く。
!!! イワウチワ !!!
越沢コースでは 全く咲いてなくて、今日は もう会えないかと思ってた。
ポツポツと2つ・3つ。
避難小屋が見えてきた。
14:05頃 避難小屋に到着。小休止。
・・・と、
小屋の中で休憩していた地元の方が出てきて、
「七ツ滝コース、行ってみたら?」
という。
「分岐で コースの入り口にロープが張られてたんですけど。」
とSくんが答えると、
「1週間前に 歩いてきたよ。」
とのこと。
え~っ!!
こんな時じゃなきゃ 七ツ滝コースを歩くチャンスはあるまい!
「じゃ、先導してください! \(^o^)/」
と、私は 地元の方にお願いした。
地元の方は すぐには返事をしなかったけど、
結局 行ってくださることになった。
急斜面やロープ場があるというコース。
どんな感じなんだろう?
前に そのコースを歩いたことがあるらしい先輩たちが
「こんなに(手で狭さを示して)道幅の狭い所もあるから、気をつけてよ!」
と声をかけて下さった。
まさか、七ツ滝コースを歩くことになるとは思っていなかったので、
ドキドキ・ワクワク~!
どんなコースなんだろう?
・・・④へ続く・・・