3月下旬は 山行きはキビシイかな・・・と思っていたけれど、
時間ができたこの日、
天気も良さそうなので 日本国に行ってみることにした。
「いってきま~す!」
・・・海岸沿いは すっかり春の雰囲気だけど、
山の方に入っていくと 違うんだろうな。
・・・どのくらい雪が残ってるんだろうか?
山は どんな状況だろうか?
ドキドキしながら登山口のある小俣へ向かった。
旧小俣小学校脇の『日本国ふれあいセンター』に到着。
やはり 海岸沿いとは 違った!
いつも車を停めている場所には・・・雪!
今まで停めていた場所には入れないので
この案内板のそばの除雪されているスペースに車を停めた。
登る前にトイレに・・・
と思ったけど、使えない!
近くにいた方がおっしゃるには、
まだ 朝方 マイナス数℃まで冷え込むため、
トイレの水を止めてあるとのこと。
「ウチのトイレ、使っていいよ!
誘拐なんかしないから どうぞ。」
と軽トラックで すぐ近くのご自宅まで連れて行って下さった。
「私、今度『日本国を愛する会』の事務局長に昇進した(笑) Kといいます。」
と おっしゃるこの方、
山歩きが好きで、数年前に新潟市から引っ越してきたそう。
お言葉に甘えてトイレをお借りしてから 登山口へ。
雪の状態が心配だったけど・・・
Kさんが
「先日も 登った人いたし、大丈夫 大丈夫!」
とおっしゃるので、
大丈夫、大丈夫!・・・と自分に言い聞かせてスタート。
Kさん、ありがとうございました!
雪は締まってるし、
陽の当たるところは 土が出てきてるし、
こんな所もあったけど・・・大丈夫。
斜面をジグザグに登る。
前に登った人の足跡が残っていた。
ありがたい。
杉林の中は
涼しい風が下から吹き上がってきて 肌寒さを感じるほどだった。
上の方は どうだろう?
ちょっと不安な気持ちも
木漏れ日が差したりすると ふっと和らぐ。
前方が 明るくなってきた。
もうすぐ杉林をぬける。
『ラジウム清水』。
そういえば、日本国に登るのは4回目だけど
まだ この水を飲んだことは無かったな。
飲んで見たら 甘くてまろやかで美味しい水だった。
杉林をぬけると
いっきに暖かい日差しが。
スミレも準備中。
登るにつれて
少しずつ 遠くの景色も見えるようになってくる。
斜面に ショウジョウバカマ。
木の根本にも ショウジョウバカマ。
カンアオイの仲間の葉も
あちらこちらに たくさんあった。
写真では分からないけど
遠くに 日本海も見えるようになってきた。
木の根。 ゴロゴロした小石。 赤土。
意外に歩きにくい。
アカマツの大木あり。
見上げてみた。
!!!あっ!!!
開き始めてる~! \(^o^)/
これも!
ワクワクした気持ちになって さらに登る。
向こうにも道があるけど・・・
右に曲がって登る。
滑って登りにくそうなところには 木の階段が。
登り始めた時 見上げていた山が
同じくらいの高さになってきた。
こんな雪が現れたりも。
この辺りからは
雪が残ってるところが多くなるのかな。
ここは 20~30cmくらい?
ズボッとなっても 大したことないのは分かってるのに、
やっぱり 何だか ドキドキ。
1日で 大分雪解けが進むこの時期。
2・3日前に歩いた人の足跡も ほとんど残ってない状態だったけど、
その前に登った人からの「足跡ではないけど歩いた跡」があったので
ありがたかった。
ここは・・・松ヶ峰広場だな。
登りって、やっぱり緊張感あるなぁ。(;^ω^)
この先は もうずっと雪が残ってるみたいだけど、
どんな感じなんだろう?
ドキドキ・ワクワクしながら 先に進む。
・・・②へ続く・・・