母狩山をバックに パチリ。
道明寺を食べ
あったかいコーヒーを飲みながら
ゆっくり景色を眺めた。
庄内平野のあちらこちらで 雪が降ってるのが見える。
冬ならではの こんな景色も好き。
母狩山の尾根と 鎧ヶ峰の雪庇の 波のようなラインが
つながってるみたい。
この足跡の主がトコトコ歩いてるところを
想像してみる。
とことこ・・・
斜面を西側に下っていきましたな。
せっかくなので、
もう少し母狩山側へ 歩いて行ってみよう。
母狩山から湯ノ沢岳へ、そして その先へ・・・
と続く稜線を眺めてみる。
前回来たときは
ここから下って母狩山へと向かうワカンの跡があったな。
今日は ナシ。
尾根筋がハッキリわかる冬ならではの景色に
しばし見とれる。
そろそろ戻ろう。
金峰山に登っている途中で こんな風に見えていた鎧ヶ峰山頂に
今いるんだな・・・と思う。
今日 登ってくることができて ホントに良かった!
と もう一度ふり返って見て・・・
12:30頃 下山開始。
自分の足跡を見ながら。
登ってきたときの足跡と
下り始めの足跡と。
急坂。
坂の向こう側が見えない。(;^ω^)
足元に気を付けて下りつつ
登りの時に眺めることができなかった景色を眺める。
急坂を下ってきて ふり返って見る。
東側の切れ落ちた斜面、やっぱりスゴイな。
登ってきたときの私の足跡と
下って行ったウサギの足跡と。
ふり返って見る。
下りは はやい。
さっきまで下に見えていた金峰山が
自分と同じくらいの高さに見えるようになった。
ふり返ると
鎧ヶ峰が もう あんなに小さく。
金峰山が どんどん近づいてくる。
登りの時の自分の足跡を見ると
そこを もう一人の自分が 今 歩いているような感じがしてくる。
下りは 気持ちに余裕が出てきて
登りとは違うところも歩いてみた。
この場所に来るといつも
西側を見たり・・・
東側を眺めたり。
雪がま~るく盛り上がってるけど
どのくらいの雪庇ができてるんだろう。
下を覗いてみたいけど・・・行けない。(;^ω^)
そうそう、
金峰山と鎧ヶ峰の間の稜線には マンサクの木がたくさんあるのだった。
マンサクの木を見つけて 見てみたら
つぼみの先から 黄色の花びらが ちょっとだけ見えた。
あと1か月もすれば 花を咲かせるだろうか。
ここは、
木々の間を あちこちグルグル歩く。
どっちも 私の跡。
ちょっと歩いては・・・
ふり返って見る。
真っ白な鎧ヶ峰山頂が 遠くに見えた。
小さなアップダウンをいくつも越えて・・・
また ふり返る。
金峰山が 近付いてきた。
ここは 木の東側を歩いてきて 大丈夫だったんだな・・・
と思いながら歩いていき・・・
ドキッ!
木々の向こうに遠くの景色が見えるの、
やっぱり いいなぁ・・・
なんて 眺めながら歩いていたら・・・
やられた!! (;^ω^)
油断するわけではないけど、
登りの時のような緊張感とは違う気持ちで歩ける。
ドキ!
尾根の東側にできた雪庇。
登りの時は どんな風になってるか見えなくて ドキドキしたけど
下りでは こんな風になってるのが見えて ドキドキする。
この先は 最後の急坂。
登りは、
夏道のある向こうの杉の木の方を ジグザグに一歩一歩登ったけど、
下りは・・・
ここを ほぼ真っすぐ下ってきた! \(^o^)/
登りの時の足跡が見えた。
下りきったところで ふり返って見る。
ここを 真っすぐ下ってきた。
こういうことができるから 雪山歩きはオモシロイ。
金峰山山頂への分岐に近づいてきた。
作業道を下ろうか 神社下を通ろうか 迷って・・・
結局 神社下の道を行くことに。
ここ何日か ここを歩いた人はいないみたい。
雪質的には大丈夫なので、
ゆっくり行ってみよう。
左下がりの斜面は苦手だけど、
この右下がり斜面なら 大丈夫。(''◇'')ゞ
無事に神社近くに着いて ふり返って見る。
ここに出た。
さあ、金峰山頂からの下りは・・・
「積雪期ならでは」の所を歩こう!
道ではない所を・・・
ザクザク・・・もこもこ・・・
時々 遠くの景色を眺めながら・・・
ザクザク・・・もこもこ・・・
途中、ふり返って見る。
右に登山道を歩いた跡。
左にザクザクもこもこ下ってきた跡。
この動物の足跡をたどって 行けるところまで行ってみよう。
こんなところを下ってこれて おもしろかった。
いやいや、まだまだ。
( いつもの道は、写真に写っていない。もっと右側。)
おもしろくて夢中になって下ってきたら
あっという間に 中ノ宮。
中ノ宮の先で ワカンをはずし
この先は ツボ足で。
鎧ヶ峰山頂から 2時間10分ほどで下山。
雪と風による造形に見とれつつ 緊張感の中で歩いた登りも
登りの時とは違うところを ザクザクもこもこ歩いた下りも
とっても楽しかった! \(^o^)/
金峰山、鎧ヶ峰、ありがとう!