「あ! 片山健さんが絵を描いてる~。」
と思って手に取った絵本。
片山さんの絵といえば「水彩での透明感のある絵」
というイメージがあったので、
この絵本の油彩で描かれた絵が 新鮮な感じがした。
片山さんの油彩も いい! \(^o^)/
「じてんしゃの しょうちゃん」
「つりをしている よしくん」
「いけのさかなたち」
「かいつぶりの おかあさん」
「そらから まいおりる
とんび」
「すにかけもどる かやねずみの おとうさん」
「はなに むらがる みつばち」
「あまがえる」
「きのうえの もず」
「だれかさん」
・・・の、それぞれの目に映る景色・世界が
片山さんのイキイキした油彩で 見開きいっぱいに描かれていた。
小さなひょうたんいけの周りに
実は たくさんの生き物たちが住んでいて・・・
それぞれの世界が 広がっているのだった。
別の生き物の視点・目線から見てみる・考えてみると
別の世界が広がって見えたり・・・
同じものも 違って見えたり・・・
同じものの 違う面が見えたり・・・
・・・そんなことを感じた絵本だった。