目の前が枝や木々で もじゃもじゃ状態だし
これから鎧ヶ峰を目指すと 下山時には暗くなってしまう・・・
ということで、
ここで撤退することにし、
冷たい風とともに細かい雪が降る中、歩いてきた道を戻り始めた。
戻り始めてから、
今日は いろいろあって スタートが11時になっちゃったからなぁ・・・
娘を送ってから真っ直ぐ登山口へ向かって登り始めてたら
もう少し先まで進めたかなぁ・・・
・・・などと 思ったりしたけど、
カワイイものが目に入ったら
気持ちが切りかわった。
同じ道を歩いたとしても、
行きと帰りでは
景色が違って見えたり 違うものが目に入ったりする。
帰る時に目に映る景色や目に入るものを楽しんで歩こう!
こんなふうに道に木が被さってる所を
避けて歩いたりしたんだっけ。
何の糸?
春に向けて 準備してる。
自分が歩いてきた跡がある。
それだけで、なんだかホッとする。
向こうに うっすら 金峰山が見えてきた。
左側に落ちないように。
来るときは雪が付いていて見えなかった樹皮。
こちら側は 雪が付いてないから見える。
ロープありの坂。
ずうっと下る。
一歩一歩登ってきた坂。
下る途中、
木々の間から 金峰山から東へのびる尾根がちょっと見えた。
いた、いた!
いつも元気をくれる この芽。
下ってきた坂を振り返る。
今日は 曇りの予報だったけど、
結局 ずうっと細かい雪が降ってたな。
何度もふり返って見る。
自分が歩いてきた跡が、何だかいとおしく?思える(笑)。
山頂への分岐に来た。
帰りは金峰山頂へは行かずに 右に曲がって作業道を下ろう。
この景色に陽が差したところも歩きたい。
ふり返って見る。
フカフカな雪の上の方が歩きやすかったので、
前の人たちの跡の脇を歩いた。
これは何だ?
・・・と思ったら、切り株だった。
山頂への道との分岐。
登りは、この左の道を歩いて 金峰山山頂へ行った。
奥の神社の右側から登ってきたけど、
下りは 柵を越えて向こう側に続く道へ行こう。
少し下った所で ふり返って見る。
今 左上から来た。
他にも道があるんだな。歩いた跡がある。
そのうち行ってみよう。
しばらく下って・・・
中ノ宮の社務所を下に見ながら下っていくと・・・
中ノ宮の門の、道路を挟んで向かい側に出る。
写真の左上から来て 車道を渡って 門のそばに来て
ふり返ってパチリ。
体調イマイチな中 鎧ヶ峰への道の途中まで行った疲れが出てきて、
中ノ宮からは ヘトヘト気味に。
でも、
目の前にこんなのが現れて 癒された。
体調が普通なら なんてことはない道が、
ヘトヘト気味だと 長く感じられた。
ふり返って見る。
登りの時は 左の道を歩いた。
下りは ちょっとだけショートカットして右の方から来た。
気温がそれほど低くなく、
下るにしたがって 雪はシャーベット状に。
滑らないように気をつけて下った。
少しずつ水音が聞こえてきて・・・
沢のそばを歩いて・・・
15:37 無事に下山。
私の車が ポツンと1台あった。
待っててくれてありがとう。
春以来の久しぶりの金峰山。
ワクワクして登ったけれど、
湿った重い雪の登りは、けっこう大変だったな。(;^ω^)
そして、
まだ雪が少ないから木が被さってる…と分かってて歩いた鎧ヶ峰への道。
青空で日が差していれば ウキウキしながら歩いたであろうに、
冷たい風が吹き上げてきて 細かい雪が降り続く曇り空では、
何だか不安でザワザワした気持ちとともに歩くことになった。
それでも、
風の音や ワカンで雪を踏むサラサラという音を聞きながら
静かな林の中の雪の道を歩くのは
やっぱり楽しかったな。
雪の積もった鎧ヶ峰まで行けるのは いつだろうか。