10:20 羽黒山山頂に到着。
鳥居の向こうは・・・?
おおっ! 白い!
神社本殿の方へ真っ直ぐ行く階段の所には 立ち入り禁止のロープあり。
せっかく山頂まで来たので、
レストハウスに寄って 甘酒を飲もうと思い、
右側の階段を上って 駐車場の方へ向かうことにした。
・・・が、
そこには雪が50cmほど?積もっていた。
ワフワフと雪をこいで進み、
ちょっと鏡池を眺めて・・・
またワフワフ歩いた。
駐車場から本殿の方への道は除雪してあったので 楽ちん。
駐車場の向こうにあるレストハウスに行き、
甘酒をいただきながら、しばし休憩。
甘酒、あったかくて美味しかった!
暖房が効いて暖かい店内で 温かい甘酒を飲んだら、
一気に汗が出てきた。
店の前から見た駐車場。
この右側では、除雪車が除雪中だった。
「 11月に こんなに雪が降るなんてね~。」
と お店の方。
12月末になっても なかなか積もらない年もあるとか。
今年は このまま積もるんだろうか。
店の方とお話しながら しばらく休憩し、
石段の方へ戻ることに。
雪が50cmほど積もってたところは
自分が歩いてきた足跡を行けば楽ちんだろう
と思っていたら、
思いのほか歩きにくかったので、
結局 足跡の無い所をワフワフ歩いて戻った。
本殿を チラッと見て・・・
10:56 下山開始。
下りは 登りよりラク。
よく見たら、
私の足跡をたどって
後から登ってきた人がいるみたい。
棒をつきながら登ってきた跡があった。
少し行くと、
若い男性が一人 登ってきた。
その辺から急きょ買ったという感じの長靴を履いていたので たずねたところ、
なんとその方、四国から来たという。
四国から!!
「 四国といっても、出身は大阪なんですけどね。」
・・・どちらでも スゴイ。(;^ω^)
「 こんなに雪があるなんて、なめてました~。」
・・・地元民も この時期のこの雪には驚いてますよ。
「 道に 木が倒れてましたしね。」
・・・ん? 道に倒れてる木って、あったかな~?
・・・と思いながら下っていくと・・・
これか!
私が登ってきた時には、
すごく曲がっていたけど 折れてはいなかった。
たった数十分の間に 折れてしまったんだ・・・。
杉の木のそばを回って歩いて ふり返り、
自分がくぐっていった木が折れてしまっているのを
なんだか寂しいような悲しいような気持ちになりながら眺めた。
枝の先に、
春を待つ芽たちが たくさんついてたんだけどな・・・。
二ノ坂への道。
墨絵のような色合いのグラデーションがきれいで
足元に気を付けつつ
何度も何度も 美しい杉林を眺めた。
私の後に登ってきたのは あの方らしい。
私が甘酒を飲んでる間に登ってきたのかな。
二ノ坂は その方が先に下っていく。
二ノ坂の下に来たら 雪が少なくなった。
向こうから また歩いてくる人がいた。
「 後から 外人の女性が登って来ますけど、けっこうへばってたみたい。」
少し下っていくと、その女性らしき人が。
片言の英語と片言の日本語で ちょっとだけ会話。
ベルギーから 交換留学生として一橋大学に来ているらしい。
よく 雪の羽黒山までおいで下さいました。
彼女から「オンセン(は どこか?)」と言われたけれど、
すぐに言葉が出てこなくて、
下の方を指さしながら「ゆぽか」とだけ答えただけ。
あ~。なんて情けない。( ノД`)
あんなふうに言ってみればよかったかな・・・
こんな言い方もできたかな・・・
・・・ などと考えながら下っていくうちに、
あっという間に 五重塔まで来てしまった。
モノトーンに近い色合いが素敵で、
ついつい
何枚も
撮ってしまった。
滝の近くにも行ってみよう。
橋の上から 上流側。
水量がけっこうある。
倒木にモフモフな苔。
朝より雪が解けて びちゃびちゃ。
イヌを連れて下りてきた方から
「上は雪が積もってる?」
と訊かれ、30~50cmほど積もっていたことを伝えると、
「 また 次回リベンジだな。」
と言いながら下っていった。
上の方の雪、ワンちゃんは喜ぶだろうけど、
飼い主さんは ショートブーツだったからな…。
この天気でも 遠くからの参拝者・観光客がけっこういるんだなぁ・・・
・・・と思いながら 最後の石段を登り、
11:50 随神門に戻ってきた。
鳥居付近や道路の方には 観光客の姿が他にもあった。
羽黒から鶴岡市内に向かうにつれ、
雪から また雨に。
早くフカフカに積もった雪の上を歩きたいな~。