雨でしっとり濡れた 紅葉・黄葉の林の中、
石がゴロゴロした所を歩いたり
木道を歩いたり
立ち止まって
足元の植物たちを眺めたり。
この辺りにも 奇形ブナがいっぱい。
雨の音。
雨に濡れる草木や石・土・落ち葉の匂い。
水源涵養保安林の標示付近に来たら、
奥の方に人の姿が。
何かを調査中のようだった。
涵養保安林をぬけると、
水路のそばに出た。
この水路のそばを進んでいくと、
『鳥海マリモ』の場所は まもなく。
辺りが 落ち葉で埋め尽くされてる。
この水路は、
途中の県道沿いにある水力発電所まで続いているらしい。
勢いよく流れていく水の音を聞きながら・・・
そして 紅葉・黄葉を眺めながら
のんびり歩く。
途中、カレーのような匂いがしたけど、
そういう匂いの木?葉?があったのかな?
あちらこちらから 集まってきている湧水。
ものすごい水量!
あっちからも・・・
こっちからも。
水の中で 落ち葉たちが クルクル踊っていた。
水路ではなく、
橋の下を通って・・・
向こうへ下っていく流れもあった。
お!
『鳥海マリモ』のある場所に来たぞ。
向こうに見える標示から橋を渡って
マリモをよく見ることのできる所へ行くのだけれど・・・
今日は、
水量が多いし、落ち葉もたくさんあって・・・
マリモが よく見えな~い! ( ノД`)
ほら・・・。(´;ω;`)
世界的にも貴重な苔があるというこの場所だけど・・・
残念ながら この状況では
球体になっているという鳥海マリモは 見えそうにない。
流れの中に たくさん緑の苔があるのは見えるけど。
「 きっと、『また見に来てね』ってことなんだね。」
とMさんと言いながら
駐車場の方へ戻ることにした。
・・・⑥へ続く・・・