『出つぼ』を過ぎ、
木道は 苔むした石がたくさんある斜面の方へ。
『新山溶岩流末端崖』ということは・・・
新山から流れ出た溶岩が、
この辺りまで流れてきたということか。
この苔むした石が 溶岩なんだ・・・。
こんな木が あちらこちらに。
新山から 熱い熱い溶岩が流れてきて
冷えて固まったゴロゴロの石だらけの場所に、
長い年月をかけて こんなふうに植物が生えるようになって。
斜面を見上げると、
溶岩の上に腰かけているような木たちが たくさん!
こちらを見下ろしているような。
木道が 落ち葉で埋め尽くされている。
この辺りには木道ナシ。
落ち葉が積もった石の上を 足元に気をつけて歩いた。
こんな木の下をくぐったりも。
スゴイとしか言いようがない・・・。
木も石も 動いていないように見えるけど、
長い年月をかけて少しずつ変化してきたから
こんな風景になっているんだなぁ。
苔むした溶岩の崖と そこにおおいかぶさるように立つ奇形ブナたち。
火山がつくり出した独特の景観。
溶岩流の崖を離れ、
再び平坦な道に。
ここから『鳥海マリモ』の方へ向かう。
今回は、緑色の球体のマリモが見えるだろうか。
・・・⑤へ続く・・・