『あがりこ大王』の方へ。
『あがりこ大王』の所に行くまでにも、
思わず「おお~!」と声をあげてしまうようなブナが。
どど~ん!
この木は・・・
別の角度から見ると、
確かに『燭台』みたい。
これが全部1つの幹から分かれてるものだとは。
地中には、どれだけ根を張り巡らしているんだろう。
ブナの幹を伝って流れ落ちていく水の勢いに驚いた。
それほど強くない雨でも こうなのなのだから、
もっとたくさん雨が降ったら、
ものすごい勢いで 木を水が伝い落ちて
地面にしみ込んでいくんだろうな。
あらら!
レンズに水滴がつき始めた。
それでも撮り続けてしまう私。
この辺りにも「あがりこ」になってる奇形ブナがたくさん。
炭焼き釜の跡アリ。
(・_・D フムフム
「ブナの森を利用した炭焼きは江戸時代から行われてきた」
「中島台レクリェーションの森では、炭焼釜跡が26個確認されている」
(水滴で よく見えませ~ん)
美しいブナの林の中で、
森の恵みに感謝しながら
少しずつ枝を切って炭を焼いていたのだろう。
後ろから見た炭焼き釜跡。
もうそろそろ『あがりこ大王』のある場所。
やはり!
あの団体の方たちが、三脚を構えていた。
「この看板の文字の中に 1文字間違いがある」と、
5月のブログ記事を見た友人Nさんがメールで教えてくれた。
ほんとだ!(笑)
あの場所からが カッコよく見えるのかな。
あの方たちから
「 すみませ~ん、ちょっと~~」
と、手で横に払う仕草付きで言われ、
「 みんなの場所なのにな・・・。
もう少し 別の言い方? 撮影態度? の方が
気持ちよく ここで一緒に見ることができるのにな・・・」
・・・と思いつつ、移動。
それにしても・・・
樹齢300年以上だというこの木、
すごい迫力。
皆さん かなり写真のベテランのようだけど、
この方たちは どんなふうに この木を撮るんだろう?
あんなに大きいカメラで撮ったら、
この木のすごい迫力や存在感を撮ることができるんだろうな・・・
ちなみに
私の『あがりこ大王』は、水滴でボヨボヨ・・・
『あがりこ大王』の近くにあった大きな石。
写真ではわからないけど、
見上げるような大きさの石だった。
この石は たぶん
『あがりこ大王』より はるか昔から ここにいたんだろうな。
『あがりこ大王』の成長を ずっと見てきたかもしれない。
『あがりこ大王』の所から戻り始めてすぐ、
別の団体がやってきた。
(十数人は いただろう。)
あの1本の木の周りで、
これから20人以上の人が 眺めたり撮影したりするのか・・・。
次に訪れるときは、
木を静かにゆっくり感じることができるといいな。
雪のある時も いいかもしれない。
朴の実、
中から 赤い種が出てくるところ。
こりゃまた すごい!
さあ、
今度は 左へ進んで・・・
『出つぼ』へ。
・・・③へ続く・・・