さあ、今度こそ帰らなくては・・・ 。
山岳会の方たちと 酒田の方たちに挨拶し、
鶴間池小舎を後にした。
池沢にかかる橋の手前のビューポイントに行くと、
鶴岡から来たという若い男女3人が池を眺めているところだった。
「『のぞき』のところから来たんですけど、
途中に分かれ道があって、初め 車道に出ちゃって…(苦笑)。」
そういえば、
車道の途中に、「←鶴間池」なんて書いてる標柱が立ってる所があったな。
もう一度 紅葉の鶴間池を眺める。
優しい色合いの紅葉・黄葉だったな。
橋を渡って帰ろうとした時、
3人のうち 池沢を見ていた人が
「魚がいますよ!」
と教えて下さった。
いたいた!
20cmくらいあったんじゃないだろうか。
橋の上から下流側を眺め・・・
ここから右の道へ進んで・・・
勘助坂を登り始める。
苔の生えた石がゴロゴロ。
たくさんのシダ。
茶色の落ち葉。
しっとりとした日本庭園の中をガサガサ歩いているみたいな感じ。
この辺りも、
苔の生えた木の根と石が すでに一体化してる。
「 いったい どれくらいの時間を共に過ごしてきたのだろう?」
と思うような木と石を
林の中のあちらこちらに見かけた。
ブナの木のそばの 木の根と石の道を
登っていく。
ハシゴ登場。
ロープも登場。
梯子やロープがあったり 両手両足を使ったりの道、
実は けっこう好き。
♫~~ ♪~~
ふり返って見る。
♫~~♪~~ ♬~~
♬~ ♪~~ ♫~
何度も ふり返って見る。
♬ ♫~~ ♪~
~♬~~♬~~♪~~
いくつ梯子を上ったっけな。
さっきまでいた鶴間池が見える!
急坂を登って、ブナ林に出た。
登ってきたよ、勘助坂。
ブナの林に見とれながら歩いていくと、
見晴らしのよい所があった!
紅葉の鶴間池を上の方から見るのも きれい!
見とれてばかりもいられず、
また歩き出す。
ブナ野様子が少しずつ変わっていく。
この辺りまで来たら、車の音が聞こえた。
車道は近い。
12:35 車道に出た。
この右側にある『のぞき』から 鶴間池を見てみよう。
さっきまで あの紅葉・黄葉のモコモコの中を歩いていたんだなぁ。
離れてこそ見える景色があり・・・
近づいてみたり
その中を歩いたりしてこそ
見えるものもある。
今日は、
鶴間池周辺の紅葉・黄葉を
近くからも 離れたところからも 観ることができて
良かったな。
12:43 勘助坂入口から荒木橋まで 車道を下る。
もちろん 走る!
たまに 立ち止まったりしながら。
車道の両側の紅葉・黄葉もきれいで、
あちらこちら眺めながら
気分よく走って下った。
下界は 晴れてるようだ。
紅葉眺めながらの のんびりスロージョギング。
♪~♪ ~♬~~
若者たちが「車道に出ちゃって」と言っていたのは
ここだな。
登ってきた車が 突然目の前に現れたらコワイので
カーブの外側を走るようにして、
下ってくる車が来ないか確かめつつ
カーブの外側から外側へと 蛇行しながら走った。
♬~~ ♪~~♫~
13:00 勘助坂入口から25分かかって 荒木沢コース入口まで下ってきた。
( ちょっと通り過ぎたところでパチリ。)
荒木橋の上から 荒木沢の上流側。
あ、
あんなところに 三脚を立てて撮影しようとしてる人が。
あそこまで行けるのか~。
私も行ってみたいと思ったけど、
時間切れ。
荒木橋を振りかえって・・・
橋のそばに停めてあった車に乗って・・・
帰路についた。
あ!
・・・と思うたびに、
後ろから車が来ないか確かめて
ちょっと止まって
パチリ。
そうしたくなる景色の中を下ってきた。
湯ノ台付近に
一面 ふさふさのススキに覆われた場所があった。
月山の山頂付近は 朝から雲の中。
ふり返った鳥海山は、
朝より少し 雲が上がったかなという感じだった。
限られた時間だったけど、
しっとりした荒木沢コースを歩くことができて・・・
優しい色合いの鶴間池を 湖畔に立って眺めることができて・・・
勘助坂を楽しく登ることができて・・・
紅葉・黄葉モコモコの中の鶴間池を上から眺めることができて・・・
行き帰りの車道でも きれいな景色を眺めることができて・・・
とても充実した時間を過ごすことができた。
山岳会の方々、酒田からの方々、ありがとうございました。
そして、
鶴間池、ありがとう!
5月に来たときの残雪と新緑の鶴間池も素敵だったし、
今回の紅葉の鶴間池もとても素敵だったよ!
\(^o^)/