7:57 青空と 乳白色の昭和湖。
向こうに、ペパーミントグリーンの屋根の建物。
実は トイレ。
行ってみよう。
採光のための窓なのかもしれないけれど、
そこから見える景色は 額縁に入った絵画のようだった。
そうそう、
入り口付近には ヘルメット置き場が。
ここは活火山なのだと あらためて思う。
もう一度 昭和湖をふり返って見てから
再び歩き出す。
登山道のそばに シラタマノキの真っ白な実。
Mさんから「食べられるから 食べてみたら」と言われ
一粒 口に入れてみたら
ペパーミントみたいな?味だった。
マイヅルソウの実が 宝石のよう。
ハンノキの実?
登山道は あちらこちら こんな感じ。
だんだん雲が出てきて、
陽が陰りがちに。
陽が差すたびに 紅葉した木々の方を見る。
もう少し 雲が晴れてほしいな。
山肌の紅葉は もちろんキレイだけど
足元のこんなのにも 目を奪われる。
撮らないでしまったけれど、
道の両脇には イワカガミの艶々した葉がたくさんあった。
春にはイワカガミロードになるんだろうな。
Mさんの真似をしてリンドウを撮ろうとしたけど
なかなか思うようには撮れず。
ドウダンツツジの赤もキレイ。
山頂の方には、まだ雲が。
紅葉のヒダヒダ。
( 思うように撮れず 残念。)
8:56 天狗平(須川分岐)に到着。
「湯浜コースにちょっと入った所からの景色がいいんだよ」
Mさんの後について 行ってみよう!
「 さぁ、向こうを見てみて。」
と言われ、左後方をふり返って見ると・・・
思わず「おお~!」
ガスがかかってきたけど
天馬尾根コースの方の斜面もステキだった。
天狗平に戻って 栗駒山頂へ。
冷たい風が吹いて 肌寒いほどの稜線。
何度も振り返りながら。
天狗岩。
岩のあちらこちらに イワウメの葉がビッシリ。
天狗岩の向こうに進むと、目の前には・・・
その奥の中央コースを歩く人の姿が 小さく見えた。
山頂の方は、ますます白くなってきた。
ふり返った天狗平の方も ガスがドンドン流れている。
足元のカワイイ植物たちも眺めながら。
登ってきた須川コースは岩手県で・・・
向こうに見える尾根の中央コースは宮城県。
またふり返る。
雲の影も ドンドン山肌を滑って動いていく。
山頂に向かう稜線の・・・
宮城県側。
岩手県側。
道の両側から 笹や木がかぶさっていたので
2本の木道をまたぎながら?歩く。
9:27 栗駒山山頂に到着。
寒くなって ウィンドシェルを着た。
向こう側の景色を見に行こう。
・・・③に続く・・・