「この夏 月山か鳥海山の山頂に立ちたい」
と言っていた旦那。
「 晴れて遠くの景色が見える時じゃなきゃ、山には行きませ~ん。(´-ω-`) 」
と 晴れの日を待っていたのだが、
今年の夏は なかなか休みと晴れが合わない。
7月からチャンスを待っていたけど
すでに8月も半分以上過ぎてしまったので、
「 曇りでも仕方ないから行く。」
と言い出した。
距離・時間が短いコースがいいとのことで、
姥沢からリフトを使って月山山頂を目指すことに。
8/20の朝、R112から見る月山山頂は雲の中。
でも、強風ではないようだから、大丈夫じゃないかな。
少しでも景色が見えることを祈りつつ、
姥沢へ向かう。
さらにR112を進むと、ガスが・・・。
旦那のテンション下降気味。⤵
でも、
姥沢駐車場に着いた時は、青空が!
月山山頂は 雲の中だけど。
8:00 準備をして リフト乗り場へ向かう。
旦那の一番の心配は 持病?の膝痛だけど、
毎朝ウォーキングし、夜は筋トレ。
膝にかかる負担を減せるよう鍛えているし、
7月8日には鳥海山の月山森まで登って大丈夫だったから・・・
今日も無事に登ってこれるといいね。
登りで あまり急がず
下りに脚を残しておこうよ。
私のペースだったら、疲労感あまり無いし 脚にも負担かからないよ。
「 お前のノロノロペースには 合わせていられん。」
・・・そうですか。(^▽^;)
ほら、リフト乗り場が見えてきたよ。
気合い入ってますなぁ。
おお、『フラワー情報』なんてものがあるぞ。
どれどれ・・・
リフト付近は・・・
姥ヶ岳に向かうと・・・
あの稜線は・・・
牛首から山頂にかけては・・・
ふむふむ。
たくさんの花に会えるといいなぁ。
では、
ウルトラマンたち、行ってきます!
旦那の膝のことを考え、往復のリフト券を購入。
一緒にリフトに乗るなんて、いつ以来だろうね(笑)。
この花に、アサギマダラっていう蝶が来るんだよ。
「 おお!『森林限界地域』だって?!」
『森林限界』という言葉にテンションが上がる旦那。
ほら、姥ヶ岳が見えてきたよ。
ほら、
向こうに、姥ヶ岳に向かって歩いている人が 小さく見えるよ!
「そっか、まずあそこに登んのか・・・。」
ふり返って見てみ!
雲が下に見えるよ!
リフトを降りて 姥ヶ岳を見上げる旦那。
8:30 リフト上駅を張り切ってスタート。
後ろ、見て!
雲海だよ、雲海!
晴れていれば見えるはずの山々は 見えなくて残念だけど、
雲が下に見えるの、いいよね。
旦那の頭の中は「まずは姥ヶ岳!」でいっぱいのよう。
もうちょい、ゆっくり登ってもいいんじゃないの?
「 お前は あんまり遅くて 合わせていられん。」
斜面に咲いてるオレンジ色の花、ニッコウキスゲだよ。
「 ニッコウキスゲくらい、オレだって知ってる。」
・・・失礼しました。
牛首への分岐に来た。
下りは、牛首から木道を下って ここに来るんだよ。
「へぇ~。なるほど。」
ほら、あそこに見える木道を通って。
白装束の人たちが牛首の方に歩いていくのが
小さく小さく見えた。
草原を雲の影がゆっくり動いていく様子や・・・
日陰であったところに一瞬光が差し込む様子を
ずっと眺めていたかった。
前に視線を向けると、稜線を歩いている人たちの姿が。
ほら、
姥ヶ岳から下ったら、あの人たちが歩いている所を歩くんだよ。
でも、またすぐに こっちを眺める。
なかなか動けない。
進む方に視線を戻すと、
今度は 足元のかわいい花たちが目に入る。
ふり返ると・・・
あ、雲の隙間から ダムがみえるよ。
不思議な景色だね。
あら?
もう、あのてっぺんまで登ってる。
周りの景色も、眺めてるかな~。
この辺のチングルマは これから。
ふり返って見る。
ひたすら 姥ヶ岳山頂を目指しているな。(^▽^;)
池塘があったの、気づいたかな~。
この辺りにキンコウカがいっぱい咲いてたの、見たかな~。
見てないだろうな。
9:05 姥ヶ岳山頂に到着。
「 うめぇ~!! 」
なんと旦那、
ベンチに座って さっそく豆大福をほおばっているではないか!
あの~、まだ30分しか歩いてないんですけど~。(^▽^;)
木道を歩いて奥の方に行くと、西側の景色が見えた。
昨年来た時は 真っ白で何にも見えなかったので、
この景色を見ることができて良かった!
あ、あの下の方に見えるのは・・・
施薬小屋だあ~。
去年 湯殿山の方から登った時、あの小屋の所も通ったんだよ。
「 へえ~。」
小屋の右上に見える道を登ってきて、
右側に歩いていって・・・
あの細く見える道を この山の向こうの方に歩いていったんだ。
「へぇ~。」
さあ、そろそろ行こうか。
西側を振り返る。
姥ヶ岳からの景色を眺めることができて良かった~! \(^o^)/
旦那は、景色より 豆大福の美味しかったことで
次に進むパワーを得たようだ。
・・・②へ続く・・・