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ふと目にとまったものや感じたことを写真と言葉で綴るBLUEの日記。

◆'17/8/15 鳥海山ぐるっと周回②…河原宿~伏拝岳



                              駐車場に着いた時 キレイに見えていた山頂は、
              河原宿到着時には 見えず。

                         白いガスの向こうに青空の色がうっすら見えた。

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               ちょっと休憩した後、
             外輪を目指して 歩き出した。
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            河原宿から山頂の方に向かうのは、
          昨年の8月15日以来 ちょうど1年ぶり。

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            さっそく最初の雪渓が見えてきた。
      その左側に夏道も出ていて、石に書かれた黄色い矢印が見えた。

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           雪渓を歩いて行こうしてる人もいるけど、
              私は夏道にしておこうかな。

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              ・・・と思ったけど、


           こっちの方が おもしろそう!! \(^o^)/
             あの方に付いていってみよう!

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          でも、向こうに 前方にクラックがあるよ~。


       立ち止まってルートを検討中だった前の方に追いついた。
         「あそこにクラックがいくつかあるね~。
          でも、右側をこんなふうに行けば大丈夫だね。」
           ・・・と、指を差して教えて下さった。
           
     その方に付いていって雪渓を登るのもおもしろそうだったけど・・・
              途中から 夏道に入った。


           雪解け後に咲いている花も 気になって。

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           あの方は そのまま雪渓を登ってるな。

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              雪渓がとけた夏道には、
  チングルマ、ヒナザクラ、オウレン、イワカガミなどが たくさん咲いていた。
                   でも、
           ここで写真を取り出すと遅くなるので、
               泣く泣く1枚だけに。

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            ( 花びらが4枚の花があるぞ。)


          あの方は、クラックのある場所も過ぎたぞ。

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             私は、足元の花を眺めながら。

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          1年前に歩いたのも、こんな道だったっけ?
           

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         昨年より雪解けが遅いから、様子が違うのかな。


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            チングルマが あちらこちらに。

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            この辺で いったん雪渓を横切る。
               ロープは無いけど、
   横切って向こう側へ行く人や 向こうで夏道に上がろうとしている人の姿が
              ガスが晴れた時に見えた。

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                 ・・・と、
          横切ってきたものの、どこから上がろうか。
               しばしキョロキョロ。    

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                  すると、


      滝ノ小屋の上で一緒になった親子の息子さんが 追いついてきた。

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         ここから、その息子さんとお喋りしながら登った。

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              彼は、大阪から来たという。

             名前を訊かないでしまったので、
          仮に大阪の『大くん』と呼ばせていただこう。

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           高校1年生の彼は、山岳部員とのこと。
         じゃ、もう何度も山歩きを経験しているんだね。

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             ( この花は、鳥海山・焼石岳・羽後朝日岳などの限られた地域に咲く
    『オクキタアザミ』らしい。)


    
                 ふり返ると、  
         雪渓を歩いている人が 小さな点のように見えた。  

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              「初めて東北に来ました。」
                 という大くん。

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      「昨日は月山に行ったけど、ガスで何も見えませんでした。」

                そうだったろうな~。
             でも、その中を歩いてきたんだね。
 

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         初めてきた東北で月山と鳥海山に登るって、いいな。
          きっとご両親も 山歩きがお好きなんだろうな。

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        「 あれ? そういえば、お父さんとお母さんは?」
        「 分かりません。」

              ふり返って見たけど・・・
              ん~、わからないな。

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       大くんは 伏拝岳に着いたら そこで待っているようだ。

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         山岳部で登った山のことから ゲームのことまで、
             大くんの話は 守備範囲が広い。 
 

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               聞いたところによると、
            超名門校であるK高校に在学中だそう。
  ( 卒業生に 有働由美子アナウンサーや橋下徹さんがいる高校とのこと。)

                  なるほど、
         次々に繰り出す君の話がオモシロイわけだよ。(*^-^*)

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             合宿の時、って言ってたかな・・・
    先輩が持ってきてくれたスイカを 大くんが背負って登ることになり、
       とても重かったけど、食べた時はとっても美味しかった、と。

             私も、それ やってみたいかも(笑)。

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          そんなことをいろいろ話してくれる大くんは、
          とてもイキイキしていて イイ表情をしていた。
           

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         充実した高校生活を過ごせているようで、いいな。

            私の高校時代は どうだったかな。
           毎日 部活のために学校へ行ってたな。(^▽^)

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               ここには ロープあり。
            雪渓を渡るのは ここが最後かな。

             ちょうど晴れていてよかった。
      雪渓を渡る時にガスで真っ白になったら…と、心配だったから。
                   

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       夏道に上がって間もなく 上から単独で下ってきた女性が。
               昨晩は御室小屋に宿泊。
    夕方の空も 満天の星空も 朝の空も とってもキレイだったとのこと。

       いいな~。私もいつか、そんな空を山の上で眺めたいな~。

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              薊坂入り口にやってきた。

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          急坂を登って、どんどん標高が上がっていく。

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                 そうそう、
                                          途中でふり返った時、
          雪渓をスキーで滑っている人の姿が見えた。



           楽しそうに どんどん登っていく大くん。

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            どんどん高度感を増していく景色。

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             雪渓が、もうあんなに下に。

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         フワフワ横になびいてる雲が 何ともイイ感じ。


            脇を見ると、斜度はこのくらい。

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              白いハクサンシャジンあり。

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                花を見たり・・・

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         ふり返った景色を眺めたりしながら登るうちに・・・

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              外輪に近づいてきたみたい。

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             西側には 長坂道の方が見え、
        その向こうの海の上には 飛島がハッキリ見えた。

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     大くんが「向こうに歩いている人が見える」というので見てみたら、
            外輪まであと少しのところまで来ていた。

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 8:24   花や景色をたくさん眺めたり 写真を撮ったりしつつも、
         スタートから3時間かからずに 伏拝岳に到着!

          きっと、大くんとの楽しいお喋りのおかげだな。
               ありがとう、大くん!

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          予想より早く上がってくることができたので、

              ここから外輪を下るのでなく、
        七高山に行ってから 御室まで行ってみることにした。


              写真では分からないけど、
       千蛇谷コースを登っている人たちの姿が たくさん見えた。

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        ちょうどよく晴れ、西側の笙ヶ岳も御浜小屋も見えた。
            遠くには 日本海に浮かぶ飛島も。

               よかったね、大くん。
            昨日の分も景色を堪能できたのでは?

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         その後 後からやってきた方たちと 少しお喋り。

           ご両親を待っているという大くんは、
       腰を下ろして『ういろう』を美味しそうに食べていた。
            大くん、ありがとう。楽しかったよ。
          明日は『加茂水族館』を観にいく予定とのこと。 
         この後も楽しい時間を過ごせるよう、祈ってるよ。

        大くんにお礼を言い、七高山の方へ向かって歩き出した。
           

               ・・・③へ続く・・・