「午前中しか時間がとれないから 高館山か鎧ヶ峰までかな」
と思っていたこの日だけど、
前日の夕方になって 家族の動きが変わり、
一日 時間がもらえることになった。
先輩が月山に行くと言ったので
お願いして ついていくことに。
月山の予報は、
天気は晴れだけど、山頂付近で強風のため 登山指数はCランク。
どんな感じなのかなぁと思いつつ、
この時期の月山は初めてなので、ワクワク。
7時にゲートが開くということで、
その少し前に行ったら・・・
すでに県外ナンバーの車がたくさん並んでいた!
駐車場に車を停め、向こうを見ると・・・
昨年登った朝日連峰の山々がハッキリ見えて感激!
左から、小朝日岳、大朝日岳・・・と連なり、以東岳も見えた。
ワカンとアイゼンを持ち、
姥沢駐車場をスタート。
リフトは使わず、あの建物の近くから登る.
登り始めは つぼ足で大丈夫。
向こうにリフト乗り場が見えた。
この時は まだ運転開始前。
お、この足跡は?
振り向くと こんな景色が見える!
途中には ウサギの“マーブルチョコレート”がいっぱい!
けっこう急な登り。
横を見ると こんな感じ。
ここを登ると、どんな景色が見えるかな?
蔵王!
遠くに 飯豊連峰!
石見堂岳と赤見堂岳。
それから もちろん朝日連峰も見えた。
左奥の山を滑っている人の姿が 小さく見え始めた。
梅の花みたいな足跡、これは誰?
右側前方に 目指す月山が見えてきた。
ウサギの足跡、あちらこちらにあった。
向こう側の斜面、なかなかの迫力。
何度もふり返って、雄大な景色を眺める。
目指す方を見たり・・・
ふり返ったりしながら歩く。
リフトで上がってきた人たちが 次々に左の方から歩いてくる。
こんなに雪がある中で、つぼみをつけているシャクナゲ。
山頂に続く急坂に近づいてきた。
あ! 急坂の手前を歩いている人が小さく見える!
日差しが強く、雪質がどんどん変わってくる。
ずうっと雪の斜面を歩くのは けっこう大変だな。
ふり返ると、
後から来る人たちの姿が 小さく小さく見える。
ウサギも、こんな所を走るのは気持ちいいだろうな。
ここまではつぼ足で来たけれど、
風が出てきたし、急坂はアイゼンが必要かも。
急坂の途中でアイゼンを装着するのは大変だろうと、
ここからアイゼンを付けて行くことに。
私がアイゼンを付けて歩くのは、虚空蔵岳以来2度目。
左上の雪庇、崩れた跡あり。
いよいよ急坂に近づいてきた。
スキーをはいて登る人、
ボードを背負ってスノーシューで登る人、
アイゼンを付けて登る人、
それぞれの山歩き。
坂を少し登った所で ふり返って見る。
遠くに 金峰山、母狩山、湯ノ沢岳なども見えてきた!
ここから いよいよキツイ登り。
風が少しずつ強くなってきた。
この日の私は すでにバテバテだけど、
一歩一歩頑張って登るしかない!
・・・②へ続く・・・