先月 羽黒石段に行ったときは、
意外と雪が積もっていたのと 時間が無かったのとで、
三ノ坂手前で折り返してきた。
「今日は山頂まで行こう。できれば荒澤寺まで。」
と思いながら出発。
先月に比べると、雪はだいぶ少なくなっていた。
9時15分、スタート。
木の枝や葉から、
ポタポタという水や 雪が ひっきりなしに落ちてきて
まるで 雨が降ってるみたいだった。
落ちてくる水や雪に日の光が当たって
辺りはキラキラしていた。
門をくぐってからの下り坂は、
雪がベチャベチャしていて 滑りやすかった。
少し外れたところを歩いて踏み抜いた跡が たくさんあった。
アイスクリーム!
日の光が差し込んで きれいで…
見とれてしまって…
何度も何度も立ち止まって 辺りを眺めた。
なかなか進まない。
こんな石段を歩くのは 初めてではないだろうか。
川の上流側に、靄が立ち込めている。
ふり返って見る。
一ノ坂は、シャーベットみたいな雪がスロープ状に固まっていて、
とても歩きにくかった。
一ノ坂を登ったところで、まずは景色を眺める。
こんなに青空が広がるとは。
こんなふうに朝日がさす石段を歩いたことは無かったかも。
ニノ坂も、いつもと違う雰囲気。
右側の林。
ニノ坂の上の方まで来て西側を見たら、
木々の間から、
湯ノ沢岳~母狩山~鎧ヶ峰…と続く山々が見えた。
ニノ坂の上の茶店の前には、まだ雪がたくさんあった。
足跡は無かったけど、景色がよく見えるところまで行ってみた。
頭上には、真っ青な空。
茶店わきのちょっと急な坂を登ると…
明るい杉林!
頭の上にドサッと雪が落ちてこないことを祈りつつ歩いた。
少し雪が増えてきた感じ。
でも、つぼ足で大丈夫。
時々 迫力ある模様に見とれる。
この辺りまで来て、ようやく静かになった。
新しい立札があちらこちらに。
これが『田谷村杉』かあ。
三ノ坂まで登ってきて…
またふり返る。
右に曲がると、赤い鳥居が見えてきた。
はっきりした足跡は無かったけど、直進して行ってみた。
朝日が差し込んでキラキラ光る石段を登り…
10時半前、山頂神社に到着。
いつものし~んと静かなイメージの石段とは違い、
「ポタポタ…」「ザザ~」
が絶えず聞こえる中を歩いた。
この辺りは、足跡ナシ。
踏み跡をつけながら歩いた。
荒澤寺まで行ってみようと思い、駐車場の方へ向かった。